弊社は、当時主流でありました手書き用伝票のカーボン部分を印刷することから始まりました。上から書くと、カーボン部分のみが下に写るという伝票です。その後、パソコンの普及、ドットプリンタを使用した複写紙(ノーカーボン紙)を使った連続伝票や手書き伝票、カーボン印刷を使った連続伝票の製造も始めました。最近では、レーザープリンタで出力するA4サイズのA4ミシン目入り用紙の問い合わせ・ご注文も増えてまいりました。その時代、その時代に合った多種多様の伝票に対応させていただいております。
カーボン印刷の依頼で一番多いのは、同業の印刷会社様からの依頼で、表面をお客様が印刷してもらい、裏面のカーボン印刷を弊社で行なうというケースです。つまりカーボン印刷のみを受ける仕事になります。
特に最近では、いままでお願いしていた印刷会社がなくなり、弊社HPや紹介などで弊社に依頼されることが多くなりました。カーボン印刷だけではなく、現在お使いになっている伝票をそのまま印刷から製本までということもご用意できます。手書き伝票、ワンタイムカーボン、連続伝票まで幅広くカーボン印刷の対応をさせていただいております。
注文していただく仕事の多くを占めるのは、いただいたデータや原稿を依頼どおり製作するということです。そして、次回また注文をいただければ、前回通り同じように製作することです(修正がある場合は、対応します)。
つまり、「当たり前のことを当たり前に行う」ことの繰り返しだと考えます。
そして、それが商品の品質を維持していく唯一の方法です。
データ作成、用紙、刷色、ミシンの切れ、製本方法、梱包、納品まで、基本に忠実に作業を行い、お客様に安心して使っていただける商品作りを常に目指しております。
お客様からの話を伺っていると、伝票の形式が変わる時は、社内でお使いになっている経理・会計ソフトやシステムを新しくする時だということが分かります。
お使いになる伝票も、これからどのようなソフト(市販ソフト・オリジナルソフトなど)を導入し、システムを組むのか。さらにお客様の業種によってもお使いになる伝票が異なってきます。時には、ソフトやシステムを組まれる業者様の話をお聞きしながら、考えていくことも必要かと思います。
お客様にとっての使いやすさを最優先に、ご意見をお聞きしながら最適な伝票を提案したいと考えております。
弊社は、創業以来同業の印刷会社様から仕事をいただく、いわゆる「下請け」「仲間仕事」という立場で仕事を行なってきました。
パソコンやプリンタの普及にともない、印刷する内容がカーボン印刷から連続伝票など多種多様になっても、その仕事内容に対応してきました。
この間、私たちが実践してきたことは、同業の印刷会社様からの要望にお応えするための高いレベルでの品質管理でした。同業の印刷会社様の目は、とても厳しいものです。
これらの実績をもとに、弊社の商品を多くのお客様に知っていただき、利用していただきたいと考えます。